管理会計(第四版)
【裸のCFO - 39時間】
裸のCFO、最初の訓練は「管理会計」でした。
実はこの本、3年ほど前に購入してから、幾度も読書を断念してきた本でした。
全24章、730ページに及ぶ"管理会計の王道"とも言える大作を読み終わって感じたこと。
それは、管理会計は「何かを決めるために測るツール」。
その測り方は、バランスト・スコアカードやKPI、原価企画など多種多様に存在する。最終的には、それらを「何を決めるのか?」という意思決定の目的で選ぶことが大事。
本書は、職場のデスクに置いて、意思決定の際に読み返すレファレンス本として最適。
ちなみに、この「管理会計」の最新版は第五版。
まだ立ち読みもしていないのですが、管理会計は、この先どんどんファイナンス論に近くなっていくのじゃないか、というのが個人的な仮説。会計を過去、ファイナンスを未来とするならば、管理会計はその間からちょっと未来寄りという印象です。
裸のCFO