裸のCFO - 10000時間でプロになる。

某メーカー系スタートアップでサプライチェーン・マネジメントを担当している著者が「10000時間の法則」を真に受けて、“事業を創れるCFO”になるまでの10000時間を記録するブログです。世界を目指す研究開発型のプロダクト系ベンチャーを興すのが夢。技術や市場動向から、経営戦略やマーケティング、ファイナンス、それからVCについても書きます。お問い合わせは、hadakano.cfo[at]gmail.comまで。

【世間にボッタクられないように】知らないと後悔する 生命保険のウソ・ホント25

知らないと後悔する 生命保険のウソ・ホント25 (宝島社新書)

知らないと後悔する 生命保険のウソ・ホント25 (宝島社新書)


裸のCFOです。

この歳で家族ができると保険を考えるんだけど、常々「世の中知らないとボッタクられる」と思っていて、勉強のために読んでみた。
著者が保険業なので、どちらかというとポジティブに保険を捉える論調だけど、中々勉強になった。
特に保険と税金、保険と法律の話だけでもオススメ。個人年金保険考えようかなぁ。

裸のCFO 

【損益分岐点は肌感で持て】この一冊ですべてわかる 管理会計の基本

この1冊ですべてわかる 管理会計の基本

この1冊ですべてわかる 管理会計の基本

  • 作者: 千賀秀信
  • 出版社/メーカー: 日本実業出版社
  • 発売日: 2011/06/30
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
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裸のCFO です。

CFO にとっては管理会計は基本のスキルでしょうが、この管理会計は(何でもそうかもしれないけど)、実務で使ってこそ意味があります。

改めて読んで勉強になるなと思うのは、損益分岐点と経営安全率の考え方。
事業計画を考えるときにいくつかのケースを想定することがありますが、前者で感覚的にいくらの売上で損益トントンかを把握しておくと、軌道修正が取り易い気がします。

後者は、どこまで想定から売上落ちるとマズイかというワースト・ケースを理解するのに重要かと。
本書にある「固定費には、粗利益を生み出す力があります。」とは、なるほどなと思いました。

裸のCFO 



WiL(ウィル)とは?--Forbes Japan 9月号よりまとめ

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Image by WiL - World Innovation Lab

久しぶりのブログ更新です。本日は、3億ドルを集めた国内最大規模VCとして話題の「WiL(ウィル)」や、そのCEOである伊佐山氏について、Forbes Japan 9月号より取り上げます。

 

WiLとは?

昨年設立されたVCです。日本の有名企業からも出資を受けています。CEOは伊佐山元氏です。

 

 

伊佐山 元とは?

東京大学法学部卒で現・みずほフィナンシャルグループに入社。その後スタンフォード大学MBAから米VCのDCMでパートナーを勤めた方です。華々しいキャリアですね。

 

 

WiLの問題意識とは?

企業ロゴの中心にある赤い丸は、日の丸を示しているそうです。日本から、才能や技術や資金が世界に広がってゆくような姿をイメージしたマークだそうです。

 

 

日本のベンチャーと大企業の架け橋

日本のベンチャーと大企業の架け橋になることを課題の1つに掲げています。

 

 

名だたる共同創業者

名だたる共同創業者と共に、どんなプロジェクトをこれから見せてくれるのか。とても期待しています。

 

 

裸のCFO

"CFO にとって一番重要なのは常識、次に英語、最後に会計技術である"

 

CFO にとって一番重要なのは常識、次に英語、最後に会計技術である

 

かつて日産がルノーの傘下に入った際、ルノーから派遣され日産の CFO を勤めていたフランス人のムロンゲ氏の言葉です。

ちなみに「常識」の部分は、厳密には"common sense"と表現されており、「共通感覚」の方が近いのではないかと、個人的には思っています。

いずれにしても、フランス人である氏にとっては、英語は非常に重要であるという示唆です。英語学習のモチベーションに。。

 

裸のCFO

「自分を変える」なんて生半可で出来ない

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Image by GRATISOGRAPHY

裸のCFOです。

クリリンとは付き合うべきか? | The Startup」を読んでいて何故か書きたくなったのが「自分を変える」ということ。

皆さんは、この「自分を変える」ということを、どれほど考えたことがあるでしょうか?

私は、結構考えます。半ば毎日、嫌な自分を変えたいなぁと思っています。

  • 朝寝坊する自分を変えたい
  • 今日の仕事でイケてなかった自分を変えたい
  • PV集めるブログが書けない自分を変えたい
  • 分かり易い強みが無い自分を変えたい

などなど。

多分、クリリンも「弱い自分を変えたい!」「悟空みたいになりたい!」とか思ったんじゃないかなぁ。

でもね、そう簡単に自分なんてものは変わらないのですよ。「自分を変える」系の自己啓発本が売れ続けるのは、自分を変えられていない人たちがたっくさん居るからですよね。それくらい「自分を変える」ってことは難しい。

それでも、やっぱり自分を変えたい!って人は、どうすれば良いか。

 

手っ取り早いところから変えてけば、いいんじゃね?

今読んでいる中国歴史小説孟嘗君」で面白い話があるんです。同書で天才・商人「白圭」として活躍する人物は、実は話の途中で元の名前「風洪」から名前を変えているんです。他にも、それまでの不幸な人生を変えるために「洛芭」に名を変えた「隻欄」とか、日本の歴史でも成人になるときに名前を変える風習はあったと思うけど、この「名前を変える」ことって、ぶっちゃけ誰でもできそうじゃないですか?(もちろん現代社会だと法律とかでややこしいです)

つまり、昔の人は自分を変えたい!ってときに、自分の考え方とか時間配分とかじゃなくて、まず一番手っ取り早そうなこの「名前を変える」っていう行為を選んできた。それが意味するところは、とりあえず宣言してしまえ、ということじゃないかと。

現代社会においては、いきなり「五郎」から「聡」に改名して、「僕、賢くなりたいんです!」っていうのは無理だけど、「俺、めっちゃ本読んで知識人になるわ」みたいなことは他人に宣言できる。

もう少しハードルは上がるかもしれないけど、例えば仕事でもう一段階上に昇りたいならば、名刺に肩書き付ける交渉を上司にしてみる、とか。係長でも課長でも何でもいいけど、他社から見て「お、こいつはこのポジションなんだ」みたいなことが分かるようにしてみる。

 

それでも多分、まだ自分は変わらない

何だか禅問答のようになってしまったけど、これだけではまだ自分は変わらないと思う。「白圭」も天才商人と呼ばれるまで、名前を変えてから死ぬ程努力しただろうし。ただ、どうせ「自分を変える」なんて生半可で出来ないならば、まずは手っ取り早いところから変えてこうよ、と思うんですね。

 

裸のCFO 

孟嘗君(1) (講談社文庫)

孟嘗君(1) (講談社文庫)

 

 

 

セコイア・チャイナとは?--Forbes Japan 9月号よりまとめ

先日、有名VCのセコイア・キャピタルについての記事を書きましたが、今日はそのセコイアの中国フランチャイズである「セコイア・チャイナ」について、Forbes Japan 9月号より取り上げます。

 

 

セコイア・チャイナとは?

2005年に創業されたセコイア・キャピタルの中国拠点です。絶好調なようです。

 

ニール・シェンって誰?

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Image by SEQUOIA CAPITAL

Ctrip」という中国最大のオンライン旅行サービスの創設者で、CEOとかCFOをやられていた方です。ちなみに同社は2003年にNASDAQ上場しています。2010年には"China Best Venture Capitalists"の第一位に選出された、すごい人みたいです。

 

投資方針

 同社のサイトをのぞくと、ポートフォリオとしては「Consumer」「TMT」「Cleantech/NewEnergy」「Healthcare」「Others」とあります。LEDライト製造の「Changelight」やファースト・フード・レストランの「Country Style Cooking」など、幅広い分野に投資しているようです。

 

面白い取り組み

そのほか、採用方針や「セコイア・キャンパス」など、面白い取り組みをされています。

 

裸のCFO

台湾・新竹で食べた物まとめ

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Image by We are one

裸のCFOです。

今週水曜日から金曜日まで仕事で台湾の新竹市へ行ってきました。いろいろ食ったので、まとめておきます。

仕事で行ったのに遊びの話じゃないか?

違います!海外に行ったときに現地の食べ物は話のネタになるので。

新竹米粉(シンチュウ・ビーフン)

新竹はビーフンが有名です。

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新竹貢丸湯(シンチュウ・ゴンワンタン)

個人的に一番旨かったのがこれ。肉団子に塩味スープ。

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小龍包(シャオロンパオ)

今さらまとめる物でもないけど、「點水樓(ディエンシュイロウ)」というレストランで食べました。美味しかった。

ここの新竹店は2ヶ月前くらいにオープンしたばかりらしいです。

割包(コアパウ)

台湾の角煮バーガー。これも超うまい。

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流沙包(リュウシャバオ)

最後にデザート。カスタードまんです。美味しいけど、甘くてちょっと重い。

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裸のCFO